1996年09月01日

女強大の時代-台湾女性の奮闘記-

  山口 典昭

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■見出し

・台湾の男性はいつも女性に謝っている?
・めざましい女性の進出
・創業は気楽に~あるダンスコーチの場合
・自分の時間が欲しくて~あるホテルウーマンの場合
・事業は創造から~ある高学歴女性の奮闘
・幾つもの顔を持つ台湾女性
・男女雇用均等法の実施

■introduction

街角で女性の怒鳴る声が聞こえる。すぐ横で婦人が4、5歳の自分の子供の頭を人目も気にせず「パシッ」である。台湾では見慣れた光景ではあるが、やや肝を抜かれる。テレビのニュースでは女性国会議員が男性議員の腕に噛みついている・・・。いやいや、台湾の女性は乱暴なのではなく、「女強人」なのだ。

今年の4月、台湾で男女雇用均等法の草案が行政院(内閣)経済建設委員会を通過した。これまでも女性に対する処遇が男性に劣ることが問題視されていたが、これで一応の法的根拠が成立しそうである。もっとも1年間の育児休暇に対する雇用主側の反対、明確な保護規定や罰則がないことに対する被雇用者側の反対があり、双方の不満は残っているようである。実施に向けでは立法院(国会)の審議を待たなければならないが、台湾の女性にとっては大きな前進ではなかろうか。

女性の社会進出は台湾産業の発展とともに増加、多様化し、家庭と社会を支える台湾の女性達はいつしか「女強人」と言われるようになったが、日本でいうキャリアウーマンのイメージとはやや異なるようである。

台湾の街角で見る様々な顔を持つ台湾の女性「女強人」の素顔と活躍ぶりを少し紹介してみたい。

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