1995年10月01日

香港生命保険業界の動向について

渡邊 克彦

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■見出し

はじめに
1.中国の保険市場開放と香港の生命保険業界の動向
2.生命保険業界に関わる諸規制の改正
おわりに

■introduction

1993年12月号の当欄で「香港の生命保険の現状」と題して、香港の生命保険業界の全体像を明らかにした。一般の読者には興味の湧かない内容であったかとも思われるが、香港の業界関係者からは香港の生命保険に関する資料・統計が極めて限られている中での全体像を纏めた資料として感謝され、寄稿した甲斐があったと思っている。今回も香港の生命保険業界の話であるが、少し別の角度から纏めることにしたい。
業績面では前回データとの比較(1991年/1993年比較)において順調に推移し、個人保険の保有契約件数と収入保検料でそれぞれ50%と59%の伸びを示している。本稿では業績面以外の香港生命保険業界の動きを、一つは中国の保険市場開放とのかかわりから、もう一つは生命保険業界に関わる諸規制の改正という視点から特徴的な点を取り上げることにする。。

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【香港生命保険業界の動向について】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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