1994年04月01日

中国の改革と開放

(語り手)王 潼

(聞き手)熊坂 有三

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■見出し

1.経済改革と社会主義市場経済
2.中国経済の見通し

■序文

中国の台頭が今のまま続けば21世紀の世界にとってそれは最も重要なトレンドと言えよう。中国が経済改革、開放政策を1978年に着手して以来その経済成長は世界で最も急速なうちのひとつといえる。最高指導者の鐙小平が市場システムは社会主義の考え方と両立しないことはないと言い、同時に彼が社会主義市場経済を求め、それを共産党が受け入れた1992年10月に中国の改革、開放のプロセスは頂点に達した。またテレビ、新聞なとやのマスメディアでみるように、今や中国の変化について人々が驚きを示すのはファッションにさえなっている。しかし、現在の中国経済の成長が早すぎるように、過熱化した中国経済はいろいろな問題をかかえている。そのため中国経済のテイクオフにはそう簡単には楽観的にはなれない。

今回は1993年9月13日~17日にリンクプロジェクトを北京で主催した国家情報センターの王氏に中国経済改革、社会主義市場経済、中国経済の現状と将来についてインタビュー(9月16日)を行なった。

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