1992年10月01日

ポーランドを訪れて

(語り手)Wladyslaw Welfe

(聞き手)熊坂 有三

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

■見出し

1.ポーランド経済の現状
2.市場経済へ向けての問題

■前文

ソ連崩壊後、CIS(独立国家共同体)に注目が集まり、CISよりも一足早く市場経済化を目指した東欧諸国の経済動向への関心が薄れている。また、東独の市場経済への明るい見通しが他の東欧諸国の市場経済移行への関心を薄めているのかもしれない。しかしこれらの国々の市場経済への移行は、東独のように西独というパートナーがいないことを考えれば、東独とは比べものにならないほど厳しいことが想像できる。今、多くの東欧諸国は市場経済移行の中で深刻なリセッションに見舞われている。5月14日から19日の間、東欧諸国の中でも市場経済への移行が比較的にうまくいっているというチェコスロバキア、ハンガリーとともにノーザン・ティア・カントリーズに属すポーランドを訪れ、Lodz大学のウェルフェ経済学部教授にポーランド経済の現状と市場経済移行への問題点についてインタビュー(5月15日)を行なった。

Xでシェアする Facebookでシェアする

このレポートの関連カテゴリ

(語り手)Wladyslaw Welfe

(聞き手)熊坂 有三

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【ポーランドを訪れて】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

ポーランドを訪れてのレポート Topへ