1992年08月01日

英国における民族問題

  高島 浩一

文字サイズ

■見出し

1.はじめに
2.連合王国を構成する各国の人口・面積
3.歴史的背景
4.現状
5.選挙を巡る動き
6.終わりに

■はじめに

英国は、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4ヵ国で構成される「逮合王国」である。各国とも独自の民族的、歴史的、地理的背景を有しており、イングランド以外の3ヵ国は、歴史的経緯から被支配者的存在であることもあり、強い民族意識を持っている。そこには当然、民族問題も存在し、特に「北アイルランド紛争」については、IRAによる爆弾テロの報道等から、日本においてもかなり認知されているものと思われる。

英国では、本年4月9日に総選挙が実施されたが、二大政党である保守党、労働党の支持率が僅差であったこともあり、選挙の過程では、選挙後の連立・提携を睨み民族主義政党を中心とする少数派政党の政策が重要視され、特に、「スコットランド独立問題」は、選挙における重要な争点の一つとなった。

本稿では、歴史的背景および今選挙における動きを中心に英国における民族問題の概括を試みる。

このレポートの関連カテゴリ

高島 浩一

研究・専門分野

レポート

アクセスランキング

【英国における民族問題】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

英国における民族問題のレポート Topへ