1991年02月01日

女性の人生における「不安」とコミュニケーション

  栗林 敦子

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■見出し

1.はじめに
2.「女性の人生における不安」とは
3.不安の原因
4.女性の不安とコミュニケーション
5.おわりに

■はじめに

情報技術の発達による「情報化の進展」は、マス・メディアを中心とした情報洪水を起こし、今日の生活に大きな変化をもたらしている。また、「女性の社会進出」により、女性のコミュニケーションの範囲は以前に比べて大きく拡大をしている。

多くの情報に接することのできるこのような環境の中で、自分の生き方を模索する女性が増えつつある。と時時に、「高齢化社会」を前に、女性の人生に対する不安も増大しつつある。

本稿では、「女性の人生における不安」に着目し、これを左右する情報との接し方を考察する。ただし、ここでは「人生における不安」という女性特有でかつ内面的なものを扱うため、「双方向性であり、マスを対象とするものではなく、こちらの目的があると同時に相手にも目的があることを認め、人それぞれに状況に応じて変化し、メッセージそのものも交互作用の中で変化していく」ようないわゆるインターカルチュラル・コミュニケーションへ、つまり、安心すること、不安なことを共有する帰属グループ内でのコミュニケーションを重視している。

なお、データは、当社が1990年9月に東京、大阪の20~59歳の女性2,000人(回収1,373人)を対象に実施した「女性の生き方」についての調査に基づいている。

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