1989年04月01日

国際的投資に関する試論

矢島 邦昭

河村 浩一

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■見出し

1.世界市場の規模、市場パフォーマンス
2.投資リスク軽減策としての2つの国際分散投資
3.リスクの個別コントロールによる国際投資
4.今後の検討課題と実際の利用に向けて

■はじめに

資産運用における海外運用の重要性が高まりつつある。しかし、海外運用は価格変動リスクや金利変動リスクだけでなく為替変動リスクに晒され、近年とくにこの問題が重視されてきている。本論では、様々な状況下における国際的な投資方法を検討することにする。なお、ここでの国際投資とは、リスク軽減の立場から多国間にまたがって国際的に分散投資する場合(国際分散投資と呼んでいる)と、ある特定国だけの優れたパフォーマンス(現地通貨ベース)を確保するために投資リスク(ここでは為替のみを考えている)をコントロールして投資する場合(国際投資と呼んでいる)の2つのことを指している。

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